2010年4月アーカイブ
景観はGTの重要なテーマです。
都市の景観が年中同じなのに対して、自然に恵まれた農山漁村の景観は四季折々に変化し、GTのたまらない魅力のひとつです。
これが地産地消の「食」と結びついた場合にはさらに魅力を増すことになります。
先日おじゃました山形県鶴岡市の庄司祐子さんが経営する農家レストラン「穂波街道」。ここは自家農園の野菜等を活かした絶品のピザ等が人気のイタリアンレストラン(オーライ!ニッポン大賞のライフスタイル賞を受賞)ですが、店内にある、そばの花に囲まれた一服の写真には思わず感動しました。
もちろん訪れた時は春先なのでそばの花はありませんでしたが、水田や畑に囲まれた建物は同じでも、周囲の農地は栽培される農産物によって季節の移り変わりに沿って多様に変化します。
そもそも「穂波街道」は、我が国でも有数の穀倉地帯である庄内平野に位置し、水田の春は早苗、夏は一面の緑、秋は黄金色と鮮やかに変化しますが、特に秋の風にそよぐ黄金色の稲穂の、感動的な美しさを都会の人達に伝えたいという思いを込めて名付けられたと思います。
しかし、そばへの転作はもう一つの美しい景観の発見につながりました。
そばの花は、夏種のそばが秋にかけて一斉に可憐な白い花で穂波街道の建物を飾ります。それは恐らく農家レストラン「穂波街道」が今まで経験したことのない全く別の姿で輝く時であり、その美しさと感動を伝えたいというオーナーの思いがひしひしと伝わってきます。
食は、食材や料理は言うまでもなく重要ですが、豊かな自然に囲まれた中での食事は、都会では味わえない地域ならではの醍醐味です。
美しく咲き乱れる花を見ながら、地産地消の極上の郷土料理を楽しまれてはいかがでしょうか。
東京からアクアラインで約90分。
近くなりましたね。
館山といえば、観光地のイメージがありますよね。
新鮮な海の幸、あたたかい気候、おいしい果物に、マリンスポーツ。
以前、地元の方が、
「夜、海に停泊している船のあかりがとてもロマンチックなんですよ~。」
と、夜景スポットを教えていただいたことがありました。
そんな景色を一度は眺めてみたいとおもうのですが、
今回ご紹介するのは、館山の食。
千葉県館山市の富崎地区では、地元のNPOが中心となって、伝統的な漁師の家庭料理を調査し、再現をされています。
その名も「おらがごっつお」
そして、その調査を元に、国土交通省「新たな公」によるコミュニティ創生支援モデル事業( http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/aratana-kou/ )を活用して、レシピ集を作成されたそうです。
今回特別に、そのレシピを再現していただき、食べることができました!
館山の海の幸、畑の幸をしっかり頂いてきましたよ。
それがこれ
メニューは
地魚の刺身(2種)、さんが焼き、なばなのごま和え、わかめのみち煮、落花生なます、くこご飯、味噌汁
デザートに、ところてんと、現在商品開発中のところてんと落花生のデザートをいただきました。
最近、地魚って関心が高いようですが、お料理を準備して下さったNPOのメンバーの方に刺身になる前の魚をみせていただきました。
それがこれ
"たかべ"というお魚だそうです。
目がきれい~!という印象でした。
自宅に帰って、知り合いに「たかべってお魚を食べてきたんだよ」と言ったら、
漁村出身の知人に「いいもの食べてきたね~」って言われました。
白身のお魚で大変おいしく頂きました。
よく、漁村では、地魚をつかった体験があるそうですが、私が一度、やってみたいなと思っている体験が 地魚をつかった"つみれ作り体験"
ただ1つ問題が・・・
魚に触れない・・・どうしよう・・・食べるのは大好きなのですが(^-^;
魚が触れるようになったら、是非、Tryしてみようと思います。
今回お世話になった
NPO安房文化遺産フォーラムは → http://bunka-isan.awa.jp/
様々なスタディツアーを企画しています。
館山へ行った際は、おかあさんの宿へ泊まってみませんか?
ペンションスズキアグリ → http://gt.ohrai.jp/detail/12205/254.html
日本の春の訪れを感じさせるのは、「菜の花」と「れんげの花」、と昔を振り返る人も多いと思います。
『 菜の花や月は東に日は西に 』
これは農山漁村で生まれ育ち、多くの人に田園へのノスタルジアをかきたてる蕪村の永遠の名句です。
この菜の花は、菜種油を採取するためのものと考えられますが、先日おじゃました山形県鶴岡市の農林漁家民宿、おかあさん百選に選ばれた小野寺さんの母屋で朝食に出されたのは、何と「白菜」の菜の花のおひたしでした。
母屋は広々とした庄内平野の真ん中にあります。そこで出される菜の花はまさに季節感溢れる地産地食の絶品。しかも白菜の菜の花。白菜が菜の花になるなんて都会の人達には想像もできないでしょう。
しかし、考えてみれば、白菜もアブラナ科の植物です。事実、同じアブラナ科の小松菜も菜の花になります。先日久し振りに行った埼玉の我が家の家庭菜園の白菜も菜の花になっていました。
そこで、早速摘んで東京の家の中に飾ったら、部屋の雰囲気が一変しました。
ところで大根の花を見たことはありますか。野菜売場では見ることができない、大根、オクラなどの可憐な野菜の花が、グリーン・ツーリズムの旅先であなたを待っているかもしれません。
先日、知り合いがこんな話をしていました。
高齢になって、いよいよ天命を全うするその瞬間、人は「○○○の桜は今年も咲いたか?」と聞くというのです。ほほぉ~~~~~~っ
静まりかえった闇の中で、まばゆいばかりの星空を観察することは、グリーン・ツーリズムの醍醐味のひとつです。
昨年の暮れ、大鹿村の山村体験民宿「たかやす」に宿泊した時、農林漁家民宿のおかあさん百選に選ばれたグリーン・ツーリズムの先駆者である伊東和美さんに案内されて見た、まさに「星降る」夜の体験は今でも思い出すたび感動を覚えます。
都会にいてもネオンにかき消されることはあってもよく見れば星は見えないことはない。しかし、星はぼやけてしか見えないし、ビルに遮られて星空全体が見えない。ましてや「星降る」ということはイメージすることさえできない。
大鹿村の星空は全くの別物だった。「星が天から降ってくるようでしょう。あれが北極星で、そこにあるのが北斗七星で、有名なおおぐま座。」伊東さんの説明に触発されて星降る夜空の感動体験は星座の物語へと否応なくつながっていく。
「確か星座はアンドロメダ座、はくちょう座などの88星座。日本で見えるのは約80の星座。季節によって星座は変化する。古代ギリシア人は限りないイマジネーションを働かせて星座にまつわる数々のロマン溢れる物語を作り上げた。」
いろいろと星座のことを考えているうちに、長野県白馬村で見たハッブル望遠鏡が映し出した、想像を絶する星雲のことを思い出した。
グリーン・ツーリズム体験は最新の天文学へとつながった。子ども達に是非体験させたい。
栃木県塩谷町の「星ふる学校 くまの木」では天体ドームまで併設されている。
静けさと闇、その中で見る星降る夜空。農山漁村にはそれを体験できる所がいっぱいある。
ただし、天気に恵まれないと感動体験にならない。GT体験にはつきものの話。天候に恵まれることを祈りつつ、「星降る夜空体験をしてみませんか。」